スティール
鉄壁の要塞
スティールと共に前線を固めよ。巨体のタンクである彼は金属の力と防護バリアで仲間を守り、敵陣を突破する。
Roles:
オフレーン
難易度
Beginner
hero
lore
ストーリー
Aresium の市民は、いかなる侵略者にも立ちはだかる英雄「鋼鉄の壁」の物語を誇りと共に語り継いでいる。サイボーグの番人として最も激戦の前線に配備された彼は、「終わりなき涙の包囲戦」で伝説となった。民間人の大脱出が壊滅的な軌道爆撃に巻き込まれた際、降り注ぐ瓦礫と恐慌に包まれる避難者たちの列の先頭にスティールは立ち、炎に染まる空に朝日のように輝くエネルギーシールドを展開したのだ。
12時間に及ぶ死闘の間、彼はすべての砲撃を防ぎ続け、強化された機体はプラズマと破片の雨で真紅に焼けついた。隊列の後方が突破されそうになったその瞬間、スティールは轟音を立てて突撃し、敵のシージウォーカーを溶解の残骸へと押し潰し、避難者たちの進路を切り開いた。最後の輸送隊が稜線を越えて姿を消す頃、「鋼鉄の壁」は機能を停止していた――システムは焼き切れ、エネルギーコアはすべて尽きていた。だが、彼が守ろうとした命は一人残らず無事に脱出を果たしていた。
再建され、再び戦場へと送り出された今も、スティールはあの瞬間を盾であり象徴として抱き続けている。異星の猛攻に希望の灯が揺らぐとき、彼は必ず応じる――市民の隊列も、傷ついた兵士も、二度と孤独に虚無へ立ち向かうことがないように。その存在はただの装甲や強化パーツ以上のものだ。「鋼鉄の壁」が立ち続ける限り、Aresium の人々は守られているのだ。
