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ナーバッシュ

戦鼓の使い手

ナーバッシュ
ナーバッシュ

ナーバッシュと共に戦いに挑め。頑丈なサポートである彼は、戦鼓のリズムで仲間を奮い立たせ、敵をかき乱し、戦局をその鼓動で揺るがす。

Roles:

サポート

サポート

難易度

Beginner

Beginner

hero
lore

ストーリー

Velrune の豊かな森に生まれた巨体のオーガ、ナーバッシュは、その豪快な笑い声と雷鳴のような太鼓の響きで知られていた。
寄せ集めの略奪団に――いや、むしろ「養子」として――迎え入れられた彼は、彼らの暗い所業を知ることなく、彼らはあらゆる意味で「バンド」だと信じていた。巨大な胸に彫刻された木の太鼓を抱え、常に槌を携えるナーバッシュの音楽は仲間を奮い立たせ、敵を恐れさせて逃走させた。
仲間たちが略奪を好む一方で、ナーバッシュの心は清らかであり続けた。襲撃の後には必ず、取り残された子どもたちの手にこっそりと甘い菓子――砂糖漬けの根や蜂蜜をかけた果実――を握らせた。笑顔の子どもこそ、奪った宝飾品より価値があると信じていたのだ。その無垢さはあまりにも純粋で、仲間の略奪者たちですら彼を正すのをためらい、彼の朗らかな魂を壊すことを恐れた。
ある Thalemor での悲惨な襲撃の最中、聖騎士たちが奇襲し、仲間たちは矢の雨に倒れていった。友を失う中、ナーバッシュは太鼓を掴み、激しいリズムを打ち鳴らした。空気そのものが震え、傷は塞がり、恐怖は消えていった。彼の陽気な魂と感染するリズムは敵味方を問わず心を奪った。剣は下ろされ、盾は捨てられ、数時間のうちに戦場は即席の祭りへと変わった。
三日三晩、歌と酒、踊りに満たされた後、仲間たちは静かに姿を消した。しかしナーバッシュはその場に残り、かつての敵と共に太鼓を打ち鳴らし祝い続けた。その戦いが祝祭へと変わった響きは、最後の鼓動が消えた後も、Velrune の森に長く鳴り響いた。